日本酒を美味しく飲むための保存方法
日本酒は日本が世界に誇ることが出来るお酒の文化です。現在では昔に比べ日本酒を飲む人が減ったと言われていますが、日本酒にはビールなどには無い日本酒ならではの奥深さがあると言えるのではないでしょうか。もちろん日本酒が好きな人は全国に非常に多くいますし、世界でも日本酒のファンが確実に増加していると言われています。
そんな日本酒ですが、保存方法を間違ってしまうとどんな最高の品質の日本酒でも、確実に味が落ちてしまうため日頃の保存方法如何で日本酒を美味しく飲めるかどうかが決まってしまうとも言えます。
現在ではスーパーなどでも当たり前のように売られている日本酒ですが、昔はお酒屋さんのみで販売をされてました。
思い出してもらうと分かるのですが昔からお酒を販売しているお酒屋さんでは、日本酒はお店の奥のほうに置かれていたと思います。
これには大きな理由がありまして、日本酒は日光に当ててはいけないからです。光(紫外線)に当たってしまうと、日本酒の味や色などが大きく変質してしまうため、本来であれば出来るだけ光に当たらない場所での販売が望ましいと言えます。最近では煌々とスポットライトが当たるような場所で日本酒を販売しているオシャレなお店もあるようですが、実はこれは販売方法としては大きな間違いであると言えます。
それと湿気にも弱いため、あまりにもジメジメしている場所での保存は厳禁だと言えます。湿気でも香りや色などが変化してしまいますから、出来るだけ風通しの良い場所に保管をしておくほうが良いでしょう。
日本酒を買うと分かるのですが、表を白い紙で覆っていると思います。これは出来るだけ光を当てないようにするための工夫ですので、購入後に自宅で保存する場合も紙は取らないほうが良いでしょう。
冷蔵庫の横などに置いているのを多々見かけますが、実は冷蔵庫の横は湿気を帯びやすいため、日本酒に限っては他の場所での保存が望ましいと言えます。一度栓を開けてしまった場合には、出来るだけ早く飲んでしまったほうがお酒が劣化しないうちに飲めるのでお勧めです。
栓を開けなければ1年程度のは問題なく飲めますし、1年を超えた場合でも塾生が進むだけなので全く飲めなくなると言うことはありません。
自宅での保管はどうしても適当になりがちですが、光に出来るだけ当てないことと、湿気の多い場所に置きっぱなしにしないことの2点を守れば、日本酒を美味しく飲むことが可能になるのではないでしょうか。